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一期一会の野鳥たち

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2011年 06月 14日

八哥鳥(ハッカチョウ)を・・・

天気がよく、昼頃に少し猪名川沿いを久しぶりに歩いてみた。というのは八哥鳥(ハッカチョウ)が居てるよっていう話があったもので、初見なこともあり出かけた。探鳥するとカラスや、ムクドリに混じって頭部に冠羽のあるハッカチョウが居た。しかし、真っ黒でカラスみたい。
この時期は野鳥は繁殖の真っ最中らしい。ここ橋桁の下面はハト、スズメ、ムクドリにこのハッカチョウが営巣してるようで、みんな盛んに餌を捕りにいっては間違わずに自分の営巣に戻って給餌してるようです。先日はオオルリの雛が巣立ったし、サンコウチョウも営巣つくりのようだし、この時期は賑やかですね。

図鑑等によると「全身は黒く、額に目立つ冠羽がある。初列風切の基部、大雨覆に大きな白斑がある。下尾筒は羽縁のみ白い。嘴は黄白色。足はオレンジ色で、目も赤味のあるオレンジ色」となっている。
ハッカチョウは、野鳥なのか籠抜け(飼い鳥が籠から逃げて野生化したもの)なのかという話題があるらしく、ある野鳥の会では「籠抜け」扱いしているとのこと。
ソウシチョウみたいな可愛い色合いをした鳥なら籠での飼い鳥だったことが納得できるが、こんなカラスの親戚のような姿で何故飼うのか疑問ですね。しかし、どうもその鳴声の美しさを愛でるために飼っていたのではないか、という説があるらしい。
「キュッ キュッ、キュル キュル」といった声で姿に似合わず(?)高い澄んだ声で鳴きます。
ムクドリくらいの大きさで真っ黒ですが、飛ぶと両翼に白い模様がはっきり見えます。
この時期の子育ては、天敵のカラスやヘビなどにやられるケースが多いようですが、こんな橋桁のところでの営巣なのでうまいところにしたものです。
オオヨシキリの雛が孵り、その様子を観察してたバーダーが翌日行ってみると天敵のカラスに襲われてしまったとかで、もぬけの殻だったとか。野鳥の子育てはなかなか大変で、今シーズンになって「カンムリカイツブリ」「マガモ」「サンコウチョウ」「オオヨシキリ」と雛がやられたという話です。



(画像をクリックすると大きく見れます)
○八哥鳥(ハッカチョウ)
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親鳥が餌を銜えてます。
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ムクドリも近くで餌を銜えてました。
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by ai_and_ai | 2011-06-14 18:36


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